2023年9月23日(土)、24日(日)新潟県長岡市にあるハイブ長岡で開催されるみんなの防災フェア2023に出演のため、23日朝6時30分、雨のつくばを車で出発。急に涼しくなりました。前日の天気予報では新潟方面は秋晴れのはずでしたが、23日はすっきりしない空模様。時々、小雨がぽつぽつでしたが、24日は絵にかいたような秋晴れでした。
会場のハイブ長岡は屋外と屋内に展示ブース・ステージがあり、Dr.ナダレンジャーは23日は12時30分~と15時10分~、24日は11時55分~と13時55分~の各30分間4回屋内ステージに登場。お客さまのほとんどは小さなお子さまとその保護者という感じです。大きな会場は派手な方がいいので、出し物はブロック倒しを中心にしました。下敷き体験は家族単位とし、体験希望家族の代表1名によるナダレンジャーとのじゃんけん勝負。代表者はお子さまではなく父親ということにしましたが、家族の一体感で、意外に盛り上がりました。
ステージの間に控室でお弁当をいただき、おやつもいただき、水分も十分に補給し、ゆっくりお昼寝を済ますことができました。外は涼しいのですが、ステージが終わると汗びっしょり。水分はとっているのですが、逆に塩分が欲しくなります。夕食は、吸い込まれるように、会場近くの生姜醤油ラーメン半炒飯990円のお店に直行。体が醤油ラーメンを求めているのでしょう。美味しゅうございましたが、大盛を頼んだのでのどが渇きました。
2023年9月21日(木)10時30分~11時45分、茨城県ひたちなか市立高野小学校5年生4クラス120名とその保護者の皆さまの親子ふれあい学習です。小学校5、6年生くらいになると、低学年の前ではちょっと大人ぶって、素直ではなくなります。すぐ横に自分の親がいても、やはり同じです。Dr.ナダレンジャーにとって、高学年の素顔を引き出す一番いい状況は、同じ学年だけで横に親がいない状態です。ということで、親子ふれあいにもかかわらず、子どもたちは子供たちだけで前、親は親だけで、お子さまたちを取り囲むいつものスタイルにしていただきました。
とはいっても、親子ふれあい授業なので、一番最後にちょっとだけメンタルで触れ合っていただきました。通常は、最後のブロック倒しでは、下敷きになりたいお子さまを募って、Dr.ナダレンジャーとのじゃんけん勝負に勝ち残った人か、お誕生月かで決めることが多いのですが、ほぼ、全員下敷き希望者で大混乱になることもあります。そこで、今回は、自分のお子さまを下敷きにさせたい保護者を募り、大人の皆さまとDr.ナダレンジャーのじゃんけんぽんの勝負とさせていただきました。子どもたちの無言のプレッシャーかもしれませんが、ほぼ大人全員が参加して、異様な盛り上がりになりました。ちょっとだけ、触れ合えたかもしれません。写真は、最後に勝ち残った大人4名によるじゃんけん最終決戦。実際に、下敷きになったのは、最終勝ち残りのお母さまのお子さんと、そのお子さんの誕生月とおなじ4月生まれのお子さま5名でした。
校長先生と、役員のお母さまの中の1名はDr.ナダレンジャーをご存じで、このお母さまはDr.ナダレンジャーを見るのが今回で3回目だそうで、1回目の時のお子さまは20歳で、今のところ4回目のご予定はないそうです。授業が終わって、学校を出たところで、お腹がすいたので、食堂に入りました。そこは、ちょうど1か月前に、近くにある佐野図書館に出動した際に、ご担当者に勧められていった食堂です。ただし、そのときは、残念ながら1時間くらい待たなければならないということで、あきらめたところです。今回は、入口に準備中と書かれていたにもかかわらず、幸運にもお店に入ることができ、ボリューム満点の焼肉定食730円をいただくことができました。お腹一杯、美味しゅうございました。この食堂、名前は「じゃんけんぽん」でした。
2023年9月17日(日)15時~16時30分、東京都港区立みなと科学館に出動。気象庁・港区立教育センター合同庁舎内にあり、気象庁・気象科学館と同居しています。今回、お声をかけていただいたご担当者は、以前、新潟の科学館でもお世話になっており、Dr.ナダレンジャーにとってはわがままを聞いていただけるありがたい方です。
会場は、科学館1階の実験室。大人相手ですが、講義ではなく、あえて、大人のためのサイエンスショーとさせていただきました。お集まりいただいたのは11名の皆さまで、どんな人生を歩んできたのか一人ひとり探ってみたくなるような個性的な皆さまでした。写真はDr.ナダレンジャーの対流実験「タイリュウジャー」。
ところで、みなと科学館の最寄り駅は東京メトロ日比谷線虎ノ門ヒルズ駅。降り立って初めて認識しましたが、駅の上は今秋10月6日に開業予定の虎ノ門ヒルズステーションタワーではないか!天高くそびえるビルの窓には、タイリュウジャーの中に現れるような雲が青空のもと、きれいに映し出されていました。
地中海で発生する台風やハリケーンの仲間のメディケーンという熱帯低気圧による洪水で、北アフリカのリビアで1万人規模の死者が出ていますが、今回の出動は先週の台風13号による水害で市役所が水につかり停電になった茨城県日立市にある諏訪小学校です。2023年9月15日(金)10時25分~12時、お客さまは3年生2クラス43名とその保護者です。会場は、通常、体育館ですが、9月になっても30℃以上が続くため、今回は空調のある教室。写真は3年生の2クラスの仕切りを広げた会場で準備中の変身前のDr.ナダレンジャーと役員のお母さま2名。仕切り付近で、お兄ちゃんかお姉ちゃんの授業を見ている小さい子がかわいすぎます。
本番のスタイルは子どもたちが床すわりでDr.ナダレンジャーを取り囲み、その外側に保護者の皆さま。諏訪小学校にはもう何年も前から毎年出動しているので、お兄ちゃん、お姉ちゃんがいる家庭のお母さまは、Dr.ナダレンジャーには何度も会っているはずなので、質問してみました。その結果は、2回目という人が4、5名。3回目という人が3、4名。ちなみに、役員のお母さまの1名は3回目で、年下の兄弟がまだ2名いるので、4回目と5回目も確実だそうです。諏訪小学校に少子化はなさそうです。ちなみに、この辺りでは台風13号の被害はなかったそうです。
Dr.ナダレンジャーは本当は自然災害のメカニズムを研究する科学者なので、自然災害実験教室が終了後は災害があったところはチェックしなければなりません。9月8日の台風13号による雨で被害を受けた、日立市役所周辺を調査。市役所の西側を流れる川が合流し、地下排水路に流れ込むあたりのフェンスが被害の跡を物語っていました。ここであふれた水が、免震構造になっていて、地域の防災拠点としても2017年から利用されている市役所に流れ込みました。東日本大震災を教訓に建てられた市役所にとっては、想定外の変化球だったかもしれませんが、自然災害は常に想定外ということかもしれません。
2023年9月10日(月)、夏休みが終わって最初の小学校出動です。茨城県石岡市立恋瀬小学校の放課後児童クラブの1年生から6年生まで約50名がお客さま。15時~16時ですが、9月になってもとんでもない蒸し暑さ、会場の体育館には巨大送風機2台。この音が大きすぎて、子どもたちの集中力をつなぎとめるには、暑さと送風機と子どもたちの声に負けないDr.ナダレンジャーの気合が不可欠。
正規の授業時間と違い、授業時間外の児童クラブの場合は、秩序を作るのがDr.ナダレンジャーにとっての最初のお仕事です。暑さにも、騒音にも、雑音にも負けてはいけません。子どもたちの心が整って、落ち着きとともに、爆発的な興奮を作りだせるようになった時には、もうお別れの時間ということも珍しくありません。紆余曲折、なんだかんだで、最後の長い棒の上でピー君がゆらゆらするころには、理想の状態になりました。その代わり、Dr.ナダレンジャーは体中があふれる涙で、全身ずぶぬれとなりました。ちなみに、Dr.ナダレンジャーは特異体質なので、暑いとき出るのは涙です!
さて、児童クラブに出動する場合、会場到着が早すぎても、待っているところがないのが普通です。今回は開始30分前入りの予定でしたが30分ほど、早く着いたので、学校の近くにあった善光寺楼門という、怪しまれずに時間調整するにはうってつけの静かそうなところがあったので、そこで休憩。ただ、そこは国指定重要文化財でした。現実の時間だけでなく、歴史の時間を感じつつ心も整えて、猛獣たちが待ち受ける児童クラブへ出陣です。
台風13号の影響で千葉県、茨城県、福島県などで線状降水帯が発生し、激しい雨に見舞われた翌2023年9月9日(土)、まだ若干の雨の降る中、東京都板橋区にある板橋区立教育科学館に出動。こちらの科学館では9月2日から9日まで、震災の記録と記憶展が開催中でしたが、今回のご依頼は科学館からではなく、科学読物研究会さまからでその9月例会に登場。その会場が、こちらの科学館2階研修室。10時~12時がお仕事時間です。
最寄り駅は東武東上線上板橋駅。開場の板橋区立教育科学館までは徒歩で5分ほど。大人20名とお子さま6名が本日のお客さまです。お子さまは床すわりで前の方に座っていただくのが盛り上げるには最適。床カーペットの上で、お子さまはかなりリラックスムード。それを取り囲む後ろの大人の皆さまも、リラックスしていて大人なのにお子さまのようなリアクションで、とてもいじりやすい皆さまでした。今回は、紙のゆらゆらの工作付きで、お子さまもお子さまみたいな大人の皆さまも全員、工作体験をしていただきました。ご帰宅されても声を出して「ゆらゆら ハイハイ ウイー」をやってくれているでしょうか。
いい汗をかかせていただいたので、お昼は上板橋駅近くのレストランでステーキをいただきました。美味しゅうございました。
雪氷楽会後の、2023年9月4日(月)、5日(火)の2日間、福島県郡山市の大学で開催された日本雪氷学会と雪工学会による雪氷研究大会本番に参加しました。Dr.ナダレンジャーにとって、学会発表は専門家向けのサイエンスショーです。通常、学会発表には口頭発表とポスター発表がありますが、口頭発表はステージショー、ポスター発表は大道芸と考えております。このうちポスター発表はパネルに研究ポスターをはり付け、そのポスターの前で一度に2、3人くらいを相手に何回か議論するのが普通のスタイルです。今回、4日はポスターの前に立たなければならないコアタイムは設定されておりませんが、パネルだけは用意されていたので、ポスターなしでポスター発表ができるか、試してみました。たまに前を通りかかる人を捕まえては約2時間ほど。トークだけのポスター発表です。結果、5ラウンド10名以上の皆さまにご説明をすることができました。ポスターがなくても、ポスター発表は可能、その気になれば全盲の方にも伝えられそうです。
5日10時~12時が、ポスター発表本番。今回ポスター発表した研究は次の3件、「冷やして作るベナール・セル-Dr.ナダレンジャーの対流実験-」、「車のフロントガラスにできる線状の霜って,宇宙線!?-Dr.ナダレンジャーの自由研究-」、「Dr.ナダレンジャーによる氷紋の波長についての観察と考察-つくば市松代公園にて-」。いかがですか?タイトルだけで、どれも魅力的で聞きたくなりませんか?ただ、3件全部、コアタイムが同じで、発表者は私だけだったので、すべてを一か所のパネルにまとめました。といっても、パネルはスカスカ、空いているところにはDr.ナダレンジャーの抜け殻とネタのスカーフで飾り付け。隙間が多い分、逆に周りのポスターと違い過ぎて目立ちまくりかもしれません。
Dr.ナダレンジャーは、大道芸に近いポスター発表が大好きです。それは、スタイルがかなり自由だからでもあります。ただ、すぐ隣にも、発表者がいるので、幅1m足らずのパネルの前に10名以上お客さまを集めてご迷惑をかけてはいけません。ちょっとだけ離れたところで店開き。デモンストレーションができる空間があるのはうれしい。最大で一度に20名以上も集めてしまいました。4年ぶり対面ポスターでもあり、ちょっと頑張りすぎたかもしれません。うっとうしく感じられた方がいらしたら、この場を借りて、お詫び申し上げます。
2023年9月3日(日)郡山駅そばのゆらゆらスポンジのような高層ビルの22階にある郡山市ふれあい科学館の入口展望フロア―に出没。今年度は福島県郡山市で開催される日本雪氷学会と雪工学会による雪氷研究大会の先陣を切って開催される一般向け楽術イベント「雪氷楽会」です。もう20年以上の歴史を重ねていますが、コロナ禍のため4年ぶりの開催。雪崩シミュレータ―「ナダレンジャー0号」の中を下る発泡スチロール雪崩が展望階の窓の外の青空に映える。ここで無料ゾーンのお客さまを有料ゾーンにご案内。
(福島テレビNEWS 実験!雪と氷を学ぶイベント 研究者を目指すきっかけに)
今回の使命は、科学館の20階の研修室で学会員が出展している10個の実験ブースに誘導すること。本当は、Dr.ナダレンジャーも研修室出展の予定でしたが、天井が低く、Dr.ナダレンジャーが暴れるにはかなり手狭だったのと、科学館の皆さまが、不審者キャラの頼みを快くお許しくださったので、勝手に、自分のお仕事を決めました。でも、高層ビルの高層階で、長周期地震によるブロックのゆらゆら実験は、自然災害科学実験としてはピッタリでは。科学館の受付のスタッフの皆さまも、あたたかく楽しそうに見ていてくれて、助かりました。
10時~15時まで、お客さまが20名ほど集まるたびに、随時実施。結局、1回15分間くらいのサイエンスショーを10ラウンドくらい。かなり、お忙しいイベントでしたが、しっかりお弁当もいただけましたし、この夏、富山県立山カルデラ砂防博物館に学芸員実習に来ていて知り合いになり、お手伝いボランティアに参加してくれた女子学生さんに、最後の塩ビ管ケーナによる蛍の光演奏のアナウンス芸もお願いできました。また、茨城県つくば市で小学生の時にDr.ナダレンジャーに弟子入りしていた女子が、福島県で立派な社会人となって、地元の銘菓「ままどおる」を差し入れてくれました。突如、現れ、感激でした。「大人になったね」。
2023年8月27日(日)10時30分~11時30分、茨城県小美玉市の小川文化センターに出動です。時折、強いにわか雨が降ったり、晴れ間が出たりと変化の激しいお天気です。会場に向かう車前方のアスファルト路面には、車で追いかけてもどこまでも逃げる虹が出現。路面にたたきつける雨滴による路面付近の水しぶきによるものでしょう。逃げ水ならぬ逃げ虹!
会場の小川文化センターアピオスに出動するのは初めてです。小美玉市生涯学習課からのご依頼です。お客さまは23組のご家族、約70名。10時の開場から公演の開始までの間の約30分間は市内の読み聞かせサークルの10数名の皆さまが会場に用意されているご本でご活躍。Dr.ナダレンジャーはというと、入口でサイボ君と不審者と豪雨の警戒任務。とにかく湿度が高い!
この日の前日、Dr.ナダレンジャーの秘密基地のあるつくば市は、4年ぶりにつくば市中心部で開催のまつりつくばという夏祭り初日で、大賑わい。Dr.ナダレンジャーも素にもどって、大好きな大道芸フェスティバル見物。大勢のパフォーマーの皆さんの中でもお気に入りは加納真実の「加納の時間」。不思議な世界観にいつも引き込まれます。ところで、Dr.ナダレンジャーの世界観は今回参加したちびっこにもご理解いただけたでしょうか?
2023年8月24日(木)千葉市科学館に出動です。今回は、共振現象「ゆらゆら」だけに特化した工作教室です。予約申し込みのあった数家族10数名様を相手に10時30分~11時30分と14時30分~15時30分の2ラウンド。一人一人に声を掛けられる落ち着いた雰囲気の教室でした。昨年も同館の入るビルの1階エントランスホールのオープンスペースでサイエンスショーを行いましたが、その時、Dr.ナダレンジャーファンになったらしき小学1年生の少年が、ナダレンジャーの本を持参して、サインをしてほしいとのこと。喜んで、サインをさせていただきました。大きくなったね。
(写真提供:千葉市科学館)
工作をしたのは紙のゆらゆらで、単純な輪の形とハート形の2種類です。教室の最後には、サイエンスショーでは必ず実施する発泡スチロールのブロック倒しも行いました。ただし、小さな実験室で、天井も低いので、通常の二分の一サイズの発泡スチロールブロックで、高さも2mほどしかありませんでしたが、それしかご存じないDr.ナダレンジャー初心者の皆さまは大興奮。Dr.ナダレンジャー体験2回目のファンの少年も、前回はブロックの下敷きになれなかったとのことで、今回は晴れて下敷きになれ、一番興奮していました。
一回目と二回目の教室の間の休憩中に、空調のよく利いた控室でお弁当をいただいたのですが、気持ち良すぎて1時間以上爆睡してしまいました。連日の熱帯夜で続寝不足気味でしたので、助かりました。千葉市科学館では7月15日から8月27日まで、「スタンバイ防災!」という夏の特別展が開催されいて、Dr.ナダレンジャーの液状化実験ボトル「エッキー」も展示されています。目覚めたばかりのDr.ナダレンジャーでしたが、今回のイベントのご担当者が、この特別展をご案内してくれました。ただ、ほとんど、頭は眠っていて、失礼したかもしれません。
2023年8月20日(日)10時~11時30分、茨城県ひたちなか市立佐野図書館に出動。この日はひたちなか市のお祭りということで、近くにあるJR常磐線勝田駅周辺は車で大混雑。Dr.ナダレンジャーの出動先が図書館というのは珍しくはありません。受付にはDr.ナダレンジャーの数少ない著書「Dr.ナダレンジャーの防災実験教室(子どもの未来社2021)」が展示。
このイベントは、ご担当者様によると、コロナ禍以降で最初の対面イベントということで、あまり密にならないような配置です。特別な制限はありませんが、このところひたちなか市内ではコロナ感染が増加傾向だとか。予約者の中にも欠席者が出ているそうです。油断してはいけません。
お客さまは小学生以下のお子さまとその保護者合計約30名。お子さまは座布団で床すわり、保護者はお子さまの後ろで椅子。このようなイベントでは保護者の皆さまがご熱心で、実験をお見せするたびにお子さま以上のリアクション。
2023年8月19日(土)栃木県宇都宮市のヴィラ・デ・マリアージュという結婚式場で開催の子育てファミリー向けの参加無料イベント「クルールフェスin宇都宮」に出動。噴水のそばにある建物が本日の仕事場。サイボ君とお仕事前の厳重警戒態勢。不審者はいないか、きょろきょろと。キッチンカーも出ていてちょっとしたお祭り状態。
いつものことですが、出番前に肩慣らしは必須。日陰でショートショートの大道サイエンスショー。こんな時には液状化実験ボトル「エッキー」が最適。仕上がりはいい感じですが、外は暑すぎます。宇都宮は今日も猛暑日。
Dr.ナダレンジャーの自然災害科学実験教室は10時30分~11時と13時30分~14時の2回。いい汗をかかせていただきました。チラシで見つけてくれたのでしょうか、しばらく連絡が途絶えていた知り合いの女性が、今回、10数年ぶりに、お子さま3人を連れて見に来てくれました。宇都宮在住ということで、うれしい再会となりました。イベント中は気がつきませんでしたが、そのお子さまも、長周期振動で崩れ落ちるブロックの下敷き体験をされています。
2023年8月17日(木)10時~11時30分、茨城県那珂市教育委員会様のご依頼で、なかっこ・キッズクラブの小学校3、4年生34名を相手の教室です。会場は当初、中央公民館の講座室の予定でしたが、空調設備不具合のため、総合センターらぽーるの多目的ホールに変更。人数に比べて巨大すぎる空間ですが、暑いときは広い方が気分的にいい!とはいえちょっと大きすぎますね。ステージの上だけでもいいかもしれません。
会場の準備ができたので控室に移動。控室も立派。開始までの時間は相棒の災害救助犬サイボ君とネタ合わせに真剣に取り組みます。今日は「待て!」と「よし!」を中心に盛り上げることで意見が一致。最初から受付で、お客さまを、お出迎えすることに。
ただ、やはり空間のスカスカ感は否めない!こういうときは自分自身の集中力を途切れさせないのが重要ポイント。会場の隅からどんな雑音が聞こえてきても、ひたすらスルー。ぜひ、夏休み中に液状化実験ボトル「エッキー」と共振「ゆらゆら」の工作をしてみましょう。
台風7号が接近中の2023年8月13日(日)10時~12時、東京都足立区生涯学習センターに出動。北千住駅から千住宿、宿場町通りをてくてくぶらぶら。
商店街の中に、何やら由緒のある建物が所々にあります。
道の突き当りに荒川の高い土手が見えます。電柱には想定浸水深7.0mと書かれています。
徒歩約20分弱で、今日の仕事場の足立区生涯学習センター学びピア21に到着。
入口には深さ数cmのとても浅いプール。早速、浅水波を起こしてミニチュア津波実験。いつまでも遊んでいられます。
玄関口で、本日のDr.ナダレンジャーの科学実験ショーのポスターとご対面。
控室には冷たいお飲み物がご用意されていて、今日のような蒸し暑い日にはありがたい。
身支度を整えて、出番を待つ。今日はかつらの乗りがいいので、気分良く登場できそう!
お客さまはご予約の40組の親子約100名の皆さまです。あいさつ代わりのナダレンジャー0号。
締めは高く積み上げたブロックで長周期地震動のゆらゆら実験。
会場横のビルがまさにゆらゆら実験を連想させるのにぴったり。
帰りは、すぐ隣を流れる荒川の土手を通って、てくてくぶらぶら、北千住駅までブラリンジャー。幸い、雨に濡れずに帰れました。
2023年8月9日(水)10時~12時、茨城県日立市久慈交流センターに出動。海岸から数百m足らずのところにあり、東日本大震災時には、津波が建物1階の腰のところまで達し、残された大量の土砂を片付けるのが大変だったそうです。
今回のお客さまは小学校1年生から5年生までの20数名の、2011年を知らないお子さまとその保護者10名弱の皆さまです。冷房の利いた控室で開始時間まで待っていただいたお客さまがいらっしゃるのを会場からのぞき見する、Dr.ナダレンジャーとサイボ君。
いつ、いかなる時でも、ブロック倒しは鉄板ネタ。下敷きを熱望するお客さまの中から、8月生まれの皆さまだけがその幸運をゲット。なぜか、8月生まれのお母さままで、体験希望!楽しいことは大人も子供も関係ありません。ただ、楽しく見えるのは発泡スチロールブロックだから。本物のブロックだったら、死んでしまうかもしれない怖い実験であることを忘れてはいけません。
台風6号が沖縄あたりを行ったり来たりしている2023年8月7日(月)14時~15時、茨城県笠間市立岩間第一小学校に出動。児童クラブの3年生~5年生までの24名がお客さまです。こちらでは校舎の一部が児童クラブとして使われています。かなり小さい畳のお部屋です。でもテーブルを片側に寄せれば、雪崩実験「ナダレンジャー0号」だってできるんです。
もちろん、液状化実験「エッキー」は大きさ的にはこのお部屋のサイズで問題なし。ただし、狭いので、子どもたちの中に入ると、どこからともなく、足をこちょこちょ、背中をつんつん、かつらをパンパンといたずらの嵐。
一番、難しいと思われる共振現象「ゆらゆら」のブロック倒しだって、通常よりも積み上げるブロックの数を10個ほど減らせば、迫力には欠けますが、何とかできました。こちらの児童クラブは初めての出動でしたが、帰りに「また来て!」なんて言ってもらえて、うれしくなったDr.ナダレンジャーです。
2023年8月5日(土)、前日に続き3月まで所属しておりました茨城県つくば市にある防災科学技術研究所一般公開に出動。久しぶりの開催のせいか、9時30分の開場を待つ車が、研究所周りの一般道にかなりの長い列を作っています。開場しても、次から次にいらっしゃるお客さまでなかなか車列は短くなりません。Dr.ナダレンジャーはおもてなしの精神で、お待ちの皆さまにごあいさつ回り。車の中から、同乗のお子さまが大きく手を振ってくれます。猛暑を忘れそうになる熱中症予備軍の不用心なDr.ナダレンジャーです。
本日のステージは、10時30分~11時、11時30分~12時、12時30分~13時、13時30分~14時、14時30分~15時、15時30分~16時の6回です。10時になったので、1回目の出演に備え、正門前のお出迎えから中庭を挟んだ奥にある研究棟のエントランスホールに戻ってみると、お留守番のピー君の前にはすでにかなりのお客さまが、いらっしゃいます。お待たせするのも申し訳ないので1回目は10時~11時まで、1時間もやらせていただきました。
狭いエントランスホールには、多い時で200名ほど、平均すると毎回100人以上のお客さまに来ていただきました。コロナ禍では5人くらいしか入れない空間です。13時30分からの回にはCBCテレビの取材クルーが入っていたので、中部地方の方はそのうちご覧いただけるかもしれません。
(8月28日放送CBCテレビ「チャント!」防災WEEK)
長い棒を使った共振実験の時だけは、建物の外に出て、最大13mの高さでゆらゆらさせていただきました。棒の揺れと同期したお子さまたちの悲鳴のような歓声が、響き渡っていました。思い切り大声を出せるって、ありがたい!
最後の回は、若干少なくなった、お客様の前で、すっぴんに戻り、防災科研の音楽同好会の1名さまのギター伴奏で、塩ビ管ケーナによるお別れの蛍の光を演奏させていただきました。いい汗かきました。終わっても、まだ帰りたくないという小さなお子さまが床にお座りしたまま動こうとせず、お母さま、お父さまが苦笑いしていらっしゃいました。また来年会えればいいね。
今回、Dr.ナダレンジャー実験ネタはすべて用意しましたが、時間と空間と年齢構成の関係で、実際はわずかしか披露する余裕はありませんでした。線状降水帯をイメージしたDr.ナダレンジャーの対流実験「鉛直タイリュウジャー」もその一つ。玄関口に放置したまま。帰り際に、思い出して片付けようとしたら、誰一人気付かれないまま、けなげにも線状に連なる巨大積乱雲が形成されておりました。忘れてごめんなさい。
2023年8月4日(金)、3月まで長きにわたり、所属しておりました茨城県つくば市にある防災科学技術研究所に出動です。翌日開催される一般公開に先立ち、職員とそのご家族向けの研究所公開です。研究交流棟の玄関で不審人物が侵入しないように警戒巡視中のDr.ナダレンジャーと災害救助犬サイボ君。Dr.ナダレンジャーの自然災害科学実験教室はここで2回、11時30分~12時15分と13時30分~14時30分です。
屋外では炎天下の中、火山防災研究部門の皆さまが、メントスとコーラで火山噴火の実験。こういうところにも不審者は潜んでいるかもしれないので、監視は必須。
2ステージ合計で約100名ほどの皆さまにご参加いただきました。ちびっこの笑顔がうれしい一日でした。無事終わってよかった。明日の一般公開本番に向け、いい準備ができました。
2023年8月3日(木)愛知県名古屋市港区にある港文化小劇場に出動。玄関には、Dr.ナダレンジャーの自然災害科学実験ショーのポスターが掲げられています。
会場で、小劇場スタッフの皆さまとマイクテストなど、打合せ。小さな手元の実験は大きなスクリーンに映し出されます。開場から開始までの間は、アシスタントのピー君がお留守番。
準備が整ったので、昼食のお弁当を控室でいただきました。お腹一杯。美味しゅうございました。
本番は13時30分~14時30分までの1時間。定員350名の会場には150名ほどのお客さま。いい汗をかかせていただきました。
2023年7月25日(火)午前中は茨城県土浦市ポプラ児童館。10時~11時親子15組の皆さま。天井高く、ゆらゆら揺れる長周期地震動。
ご用意いただいたポプラ児童館の控室にはかわいいお友達がいらっしゃったので記念撮影。
そして、午後は茨城県水戸市にある茨城県総合福祉会館に移動。生活協同組合パルシステム茨城栃木様からのご依頼で親子約50名様を相手に14時~15時30分、Dr.ナダレンジャーの科学実験教室。控室には、様々な魅力的おやつがご用意されていました。
舞台袖で筋肉体操をしながら出番を待つすっぴんのDr.ナダレンジャー。
2023年7月13日(木)札幌市北区あいの里にある北海道教育大学札幌校で6名の学生さんにじっくり、がっつりDr.ナダレンジャーの心・技・体を講義。14時40分~16時10分、16時20分~17時50分の合計3時間。十分時間があるはずでしたが、重力流現象ナダレンジャーだけで前半を費やしそうになって、後半はかなりスピードアップ。液状化現象エッキー、共振現象ゆらゆら、対流現象タイリュウジャー、そして最後の雪形はハショリ気味。ナダレンジャー0号の空気注入(写真)は体育会系の学生さんに廊下ダッシュでお願いしました。テニスをやっているという学生さんから、「テニスラケットの振動止めは建物の揺れを抑える制振と同じものですか?」との質問がありました。私は、ラケットの振動止めを知らなかったのですが、詳細を聞いたところ制振ゆらゆらそのものでした!いい情報、ありがとう。初め学生の皆さまは、エンターテイメント系Dr.ナダレンジャーの講義にリラックスムードでしたが、だんだんまなざしが真剣になってくるのが、楽しい。最後は塩ビ管ケーナで蛍の光を演奏させていただき、感動のあまりなかなか腰を上げない学生さんにお別れを告げさせていただきました。
2023年7月17日(月・祝)10時30分~11時15分、つくば市の国際会議場Leo Esakiメインホールです。昨年に続き、1年ぶり2回目のエコフォーラム登場です。耳をそばだて、会場の空気を読みつつ登場のタイミングをうかがうDr.ナダレンジャー。不審者にしか見えない?
連日、日本中が熱中症的猛暑に包まれるなか、会場内だけは涼しい。涼を求めてかもしれませんが、予想以上に大勢の親子が来てくれました。ありがとう。
2023年7月8日(土)茨城県主催の「いばらき学ぼうさい」に防災・危機管理課様からのご要請で、イオンモールつくばに出動です。Dr.ナダレンジャーはセンターコートで11時~11時45分と13時30分~14時15分の2ステージです。ステージ準備ができたら、災害救助犬サイボ君とともにほかの出展団体様のブースを表敬訪問。不審者がいないかのチェックは怠りません。
立ち見のお客さまもいらっしゃいますが、ショッピングモールのセンターコートは吹き抜けになっているので、上層階から見ているお客さまもいらっしゃいます。この日は朝から島根県で線状降水帯が発生したとのニュースが流れる中での、「いばらき学ぼうさい」です。ナダレンジャー0号改め、崩レンジャー0号で、土砂崩壊を再現。
1回目と2回目のステージの合間に、ご用意していただいたお弁当で昼食。本格的なハンバーグが圧倒的に自己主張するお弁当です。脇役は渋く人参とブロッコリーとポテトサラダのみ。ズシンと美味しゅうございました。
2023年7月2日(日)14時~15時30分、茨城県守谷市にある高野公民館に出動しました。昨年に続き1年ぶり2回目です。小学生以下の親子合わせて定員50名のところ、200名以上の応募があり、抽選で選ばれた60名あまりの皆さまです。この定員数は会場が密にならないようにとの主催者側の配慮だそうですが、選ばれなかった皆さまお許しください。と思いながら、会場の皆さまからの「ナダレンジャー」の掛け声とともに、会場に飛び込むために聞き耳を立てて、タイミングを計っているDr.ナダレンジャーです。
ぎゅうぎゅう詰めれば200人は入りそうな6角形の会場です。また来年、お呼びがかかるようなら、応募者全員ご希望をかなえたいDr.ナダレンジャーです。今回の参加者の中に、数年前に守谷市内の別の公民館でDr.ナダレンジャーのサイエンスショーを体験されたというお母さんがいらっしゃいました。一緒の小学生のお子さまは初体験ですが、当時3年生で、このお母さまと参加されたもう一人のお嬢さんは現在中学3年生のため、残念ながら参加できなかったそうです。私もこのお嬢さんに、直接「大きくなったね」と言いたかった!当時、工作で作った液状化実験ボトルエッキーは現在も健在とか。「元気で長持ちするんだよ」
90分間の教室が終わって、空調のきいた会場から出ると、外は30度を超える真夏日。公民館のフェンスにはまだちょっと早いそうですが、美味しそうな果実が色づいていました。「美味しゅうございました」と言いたいところですが、味見はしていません。いくらでもお持ち帰りくださいと、館のご担当者から勧められたのに、持ち帰らなかったことを後悔しているDr.ナダレンジャーです。
2023年6月24日(土)10時~11時、茨城県霞ケ浦環境科学センターに出動。6月は環境省が定めた環境月間ということで、Dr.ナダレンジャーの自然災害科学実験教室のご依頼をいただきました。小高い丘の上にある霞ケ浦環境科学センターの屋外フィールドからは、眼下に霞ケ浦とその手前に広がる蓮田がよく見えます。教室の準備完了後、早速、災害救助犬のサイボ君をともない、お客さまのお出迎えを兼ねた不審者、不審物のチェック。実は、茨城県在住歴20数年にもかかわらず、2005年にできたこの施設のことを、今回、ご依頼いただくまで、まったく存じ上げておりませんでした。失礼しました。私が不審者です!
今回の教室、定員は120名ですが、予約でほぼいっぱい。ありがたいことです。大部分は親子連れで、もしかしてDr.ナダレンジャーの追っかけファンではないかと思われる、物好きな皆さまもいらっしゃいました。親子隣りあわせで一緒に椅子に座っていると、絶対に盛り上がらないので、皿回し体験を餌に、お子さまだけ、前に来ていただき床すわり。親子分離できればしめたもの、あっという間の60分間でした。おそらく、ご自分のお子さまが、こんなにも積極的になる姿をご覧になるのが初めての親御さんもいらっしゃったのではないでしょうか。
(写真提供:茨城県霞ケ浦環境科学センター 開催報告はこちら)
このイベントのために、敷地内には2台のキッチンカーがきていて、視覚的にも、嗅覚的にも食欲が大いにそそられます。お子さまたち以上に、Dr.ナダレンジャーもハイテンションになってしまっていたので、平常人になって、帰宅するために、アイスクリームをかき氷のように削って盛ったスノー・アイスでクール・ダウン。冷たく、美味しゅうございました。
2023年6月21日(水)18時30分~20時、防災科学技術研究所東京会議室で防災意識の高い大人の有志の皆さまが集うレジリナイトという会合に出動。現地10数名、オンライン数名のハイブリッド形式。大人の皆さまの場合、Dr.ナダレンジャー的振る舞いに拒否反応を示されるのではないかと恐る恐る、皿回しから開始。幸い、お子さまと同じくらい、のりに乗ってくれる遊び心豊富な皆さまでしたので一安心。皿回しさえクリアーできれば怖いものなし、なだれ、落石、突風、液状化現象、共振現象、対流現象すべてご披露させていただきました。おまけとして、役には立たない防災造語集「災食主義」「備食家」「防飲防食」「盆災」「災女」「備女」などまでも、調子に乗ってご披露させていただきましたが、これはあまり受けなかったようです!ただし、残念ながらDr.ナダレンジャーの締めの定番、ケーナ塩ビ管による「蛍の光」演奏は、現地参加の皆さまが、別れを惜しんで泣かれるのではないかと思い割愛させていただきました。悪しからず。
始まる前にはしっかりと腹ごしらえが必要。霞が関ビル1階のレストランでナポリタン特盛、美味しゅうございました。
この日は夏至。夕方の高層ビルの間のお空には、高積雲、巻積雲が重なり合っておりました。この雲を、実験で再現します。
2023年6月21日(水)13時15分~14時15分、茨城県つくばみらい市立谷和原小学校に出動です。谷和原小学校は4月に谷原小学校と十和小学校が統合してできた小学校で、校舎は谷原小学校の校舎が使われていますが、校章や校歌は新たに作られたそうで、体育館には真新しい校章がありましたが、校歌の歌詞はまだ掲示されていませんでした。というようなことを、谷原小学校の卒業生でもある役員のお母さまからお聞きしました。Dr.ナダレンジャーも20年近く前に、一度、谷原小学校に出動した経験がありますが、谷和原小学校になってからは、もちろん初めてです。微妙な名称の変更が気になっていたので、やっと納得。谷和原小学校の「和」は十和小学校の「和」から来たのですね。つくばみらい市になる前ここは谷和原村と呼ばれていましたが、これも、谷原村と十和村が一緒になって谷和原村になったのではないかなと思って、調べたら、1955年に谷原村と十和村などが合併してできたとのこと納得。
お相手は6年生25名とその保護者。親子が隣りあわせだと、子どもは親を意識して盛り上がりを欠くので、いつもは、別れて座っていただくのですが、はじめ椅子に座っていらしたお母さま方が、お子さまのそばで一緒に床すわり。6年生ともなると体も大きくなっているので、親子混然一体となって座っていて、しかもマスクをしていると、見た目、大人か子どもかわからない現象が発生。おまけに、大人の皆さまもお子さま以上のリアクションをするので、この際、全員お子さまということにさせていただきました。失礼があったらお許しください。
開始前には牛カルビ弁当でしっかりと腹ごしらえ。美味しゅうございました。
2023年6月8日(木)13時20分~14時30分、茨城県北茨城市立中郷第二小学校に出動です。3年生15名とその保護者と担任の先生と校長先生。小学校に出動するのは今年度になって最初です。深く考え、頑張りのきく、温かみのあるDr.ナダレンジャーを目指します。うっとうしく思われない程度に。
会場の体育館内の温度計は28℃を超えていて、役員のお母さま方も暑い暑いとおっしゃっていましたが、Dr.ナダレンジャーは平気です。3年前のコロナ禍、最初の夏、35℃を超える温度の体育館でマスクとフェースガード装着で2時間、何度も耐え抜いたからです。ただし、熱中症には十分気をつけねば。
2023年6月13日(火)14時40分~17時5分、北海道に出動。江別市にある酪農学園大学の皆さま約20名がお客さまです。お相手が小学生から大学生に代わっても、攻めるポイントは同じ、遊び心。20歳前後の皆さんでしたが、Dr.ナダレンジャーの前では8歳の小学生とリアクションはほとんど同じでした。大人になっても子どもの心をなくさないでね。
2023年5月28日(日)三重県伊勢市消防本部・消防防災センターで開催された消防防災フェスタに日帰り出動です。伊勢神宮のある伊勢市はDr.ナダレンジャーとしても、中身の人間としても、足を踏み入れるのは初めて。あまり神宮色が感じられない近鉄伊勢市駅から、お迎えに来ていただいた車で消防本部に直行。準備していきなり、オープニングです。女性消防団の皆さまによる防火・防災ダンスに会場のお子さまや消防本部の皆さまに交じって飛び入り参加。不審者と思われたと思います。少なくとも、オープニングのご挨拶にいらしていた市長さまの目にはそのようにうつっていたと思います。このイベントは、コロナ禍のため、4年ぶりの開催ということですが、今回がDr.ナダレンジャー禍と呼ばれなければいいのですが・・・
Dr.ナダレンジャーの出番は13時30分~14時15分と15時~15時45分の2回。参加されているお子さまのほとんどは未就学児か小学校低学年の皆さま。他の追随を許さない(と自分では思っている)Dr.ナダレンジャーの得意年齢層です。ちなみに不得意年齢層はありません。守備範囲が広いので。なかでも発泡スチロールブロックを使った、ブロック倒しはこの年齢層には鉄板ネタ、お子さまたちのボルテージは最高潮に達しますが、そこでサイエンスショーは終了。もっとやりたいと思ったところで終了。プロの技です!自慢。
16時、全体のプログラムが終了し、16時30分頃にはDr.ナダレンジャー器材の後片付けも終了、さてお帰り時間となりましたが、さすがに、会場のみのタッチ&リターンを不憫と思われたお優しいご担当の藤木さんのお心遣いで伊勢市駅近くの伊勢神宮外宮まで送っていただきました。おかげさまで観光客も少なくなった夕暮れの外宮内の神々しい空気を堪能させていただきました。伊勢は赤福の団子でも有名ですが、やはり、藤木さんに教えていただいた団子と餡の入った赤福氷という600円のかき氷で、ハイになったテンションが穏やかな常人へと戻っていくのが実感できました。美味しゅうございました。気が付けば9時すぎに新幹線名古屋駅ホームでかき揚げ玉子入りきしめん640円を食べてから、何も口にしていないことに気が付き、伊勢うどん肉入り1000円もいただきました。美味しゅうございました。
2023年5月24日(水)18時~19時30分、JR田町駅から徒歩数分のところにあるSHIBAURA HOUSEというところで、土木学会関東支部主催のどぼくカフェに出動。会場はガラス張りで、外からも丸見えです。こんな条件の会場でDr.ナダレンジャーがやることといえばSWP(ショー・ウインドウ・パフォーマンス)です。どぼくカフェ開始前の30分間、イベントポスターの横で、ショー・ウインドウ越しの実物展示です。主催者さまに頼まれたわけではありません。過去の経験上、とても、おもしろいからです。通行人がお子さまの場合はすぐに集まってくれますが、通勤帰りのサラリーマンは、見えていても見ないふりをしてスルーするのが普通です。だって、怪し過ぎます。何をされるかわからないし。
そうはいっても、大人のうち100人中2、3人くらいは足を止めるし、まれに下校中の小学生が通りかかることもあります。今回も、わずかですが立ち止まってくれた遊び心のある方がいらっしゃいましたので、実物を使って、その場でミニサイエンスショー。帰宅途中のサラリーマン風の男性は、無料と聞いて、飛び入りしてくれました。私が悪い人だったら、だまされていたかもしれませんのでご注意を。
さて、本番。事前にお申し込みのあった遊び心豊富な50名ほどの皆さまが、童心に戻られて、Dr.ナダレンジャー&ナダレンコの繰り広げる「楽しく学ぶ怖い災害」の世界に迷い込まれました。驚くことに、たまたま外を通行中のお母さまと小さな男のお子さままでもが、Dr.ナダレンジャーが操る、なだれシミュレータ・ナダレンジャー0号パフォーマンスに引き寄せられるように会場内に。5、6歳くらいのお子さまは、最前列のいわゆるかぶりつきで、最後まで大人に混じって、大人のサイエンスショーをご堪能されたご様子でした。確か、参加資格は大学生以上と記載されていたような気もしますが、遊び心があれば、年齢、性別、国籍、障害の有無・・・何も関係ありません。
関東支部 第16回どぼくカフェ in TOKYO開催報告(2023年6月19日追記)
2023年5月9日(火)14時~16時10分、2022年度日本雪氷学会関東・中部・西日本支部活動賞の受賞式、およびその受賞講演会出席のため、JAMSTEC東京事務所に出動です。対象となったのは、Dr.ナダレンジャー・助手ナダレンコの雪崩防災教育への功績。ちなみに、助手ナダレンコが雪氷学会が主催する雪氷楽会という一般向けイベントに初めて登場したのは青森県八戸市で開催された2014年。持ち味は、何もしゃべらず、動きだけで表現する無言ピンクアフロの黒子芸。とはいえ、何もしゃべらない者にまで、賞を与えてくださるこの学術団体の度量の広さは大したもんです。今回、一緒に論文賞を受賞された優秀な若手研究者の佐藤さんと3人いっしょに記念写真を撮ったのですが、なぜか佐藤さんまでDr.ナダレンジャーに感染したらしく、おなじ3D眼鏡でした。佐藤さんの研究キャリアに汚点として残らなければいいのですが・・・
さて、本番の受賞講演ですが、与えられたのは20分間、会場には10名あまりのリアル参加者。あとはオンライン参加というハイブリッド形式。よく見ると、会場の参加者は、カメラ担当の谷川さんを除き、全員すでにDr.ナダレンジャーに感染していて、3D眼鏡をしています。皆さま、子どものようなリアクションで、やっていて楽し過ぎます。おそらくオンライン参加の皆さまには残念ながらそのバカ面白しさは伝わらなかったと思いますので、この場を借りてお詫びいたします。で、なんの実験をしているのかというと、この写真は空気のレイリー・ベナール対流を水蒸気が結露した水滴で可視化するというDr.ナダレンジャー最新ネタの「タイリュウジャー」です。言っている意味が分からない皆さまお許しください。
会場のJAMSTEC東京事務所がある富国生命ビルの地下2階にはいろいろ飲食店があり、開始前の腹ごしらえはベーコン入りペペロンチーノ大盛。とてもお熱うございましたが、美味しゅうございました。
石川県珠洲市で震度6強の地震があった翌2023年5月6日13時10分~13時40分、つくばまちなかデザイン株式会社さまのご依頼でつくばセンター広場の滝のステージに出動です。ここでは5月3日から7日までの間、プレミアビールとうまいもの祭りが開催されています。この日は悪天候の日本列島の中で、幸い関東地方は晴れて最高気温が25℃を超える夏日で、ちょっとした熱風が吹き荒れていました。久しぶりの屋外イベントなので、出番前の1時間、飲食中の皆さまの中にお邪魔して、本番の予告をかねて試運転。お見せしているのは地盤液状化実験ボトル「エッキー」。皆さま、飲食を忘れて、とてもいいリアクション。
「あっ、ナダレンジャーだ!」、市内の学校の出前授業でDr.ナダレンジャーを見たことのあるらしいお子さまの声に、テンションが上がります。5月にしては、かなりの炎天下、日射の厳しいステージ近くに集まっていただいたお客さまに、天高く長く伸びる棒を使って、長周期地震動のパフォーマンス。棒の先ではピー君というキャラクターがドキドキハラハラ芸。棒が伸びるにしたがって、お子さまの興奮が高まります。
わずか30分間だけでしたが、いい汗をかかせていただきました。帰りに、ご依頼者さまから茨城県産のイチゴをいただきました。水分とビタミンC補給、美味しゅうございました。
2023年4月30日(日)11時~12時、東京都足立区東和地域学習センターに出動しました。千代田線綾瀬駅から東武バスで10分弱、東和住区センター降車してすぐ。昨年9月に続いて2回目です。前回は土砂降りの雨でしたが、今回も時折雨粒の混じる怪しい空模様、自然災害科学実験教室にはもってこいですが、お客さまが来てくれるか心配。4月になって最初のDr.ナダレンジャーの教室です。
お集まりいただいたのは、小学校1年生、2年生、3年生、6年生、大学生がそれぞれ1名、未就学児2名とそれらの保護者の皆さまです。やはり、お天気のせいでしょうか、来られなかった方もいらしたようです。ただ、Dr.ナダレンジャーの教室は1名でも、1万名でも変わらず実施しますのでご心配なく。久しぶりに、いい汗をかかせていただきました。
綾瀬駅そばに、コッペパンのお店があり、帰路、たっぷりタルタルのフィッシュフライをいただきました。美味しゅうございました。
2023年5月1日(月)投稿
2023年4月22日(土)国際雪形研究会主催の第28回雪形ウォッチング妙高はね馬大会に出動しました。雪形というのは春の雪解けのころ、山腹に現れる残雪模様を何かの形に見立て、名前をつけたもので、古くから農耕の開始の目安などに用いられていたもの。国際雪形研究会というのは、会費も会則もなく、会員だと思えば会員で、会員でないと思えば会員ではないという超ゆるゆるの集団で、活動は年1回どこかに集まって、雪形に関する持ちネタを発表し、その地の雪形を皆さんで一緒にウォッチングするという単純なもの。Dr.ナダレンジャーはというと第1回目からずーっと、雪形ウォッチングの世話人です。必需品は遊び心のみ。
この雪形ウォッチング、コロナ禍以前は1泊2日で開催されていましたが、リアル開催は4年ぶり。その間は、第25回は妄想大会、第26回は孤独の独りぼっち大会、第27回はオンライン鳥海山大会。今回はリアルですが開催時間は22日11時から12時までのわずか1時間のみ。会場は新潟県妙高市のはね馬大橋脇になる無料駐車場。ウォッチング対象は妙高神奈山の「はね馬」です。残雪に囲まれた黒い地肌がはねる馬に見える雪形です。
このわずかな瞬間のために、4歳から81歳まで、北は北海道、西は岐阜県から28名の老若男女が集合。通常は車も人もあまり見かけないところに、怪しげな集団ができました。Dr.ナダレンジャーはというと、茨城県つくば市から会員2名と一緒に、朝5時に車で出発、9時30分、一番乗りで現場到着かと思いきや、その2時間近くも前から2名の会員がすでに到着していました。
11時の開始とともに拡声器のみで、各自1~5分間で持ちネタの発表を行い、12時ちょうどにエア双眼鏡による雪形ウォッチングポーズの記念集合写真を撮り、怒涛の1時間が終了し、即解散。何事もなったかのように参加者はそれぞれ日常へと帰って行かれました。